生前整理

生前整理の片付けや清掃は代行業者に依頼すべきその理由

生前整理の片付けや清掃は代行業者に依頼すべきその理由

生前整理関連の話題になると「本格的にやるなら代行業者を使ったほうがいい」という声がよく聞かれます。代行業者を利用すると、当然のことですが費用が必要になります。

生前整理を検討している方は「できるだけお金がかからないやり方」を希望していることが多いです。

では、なぜ多くの専門家は代行業者の利用を推奨するのでしょうか?今回は生前整理の片付けや清掃を代行業者に依頼すべき理由をまとめしたのでご覧ください。

生前整理の片付けや清掃は予想以上に大変

生前整理は普段めったに利用しない部屋などの片付け、清掃も実施します。また、物だけではなく大切な財産や資産、それに関連する重要書類などの整理も行うため、生前整理に関する知識を持っていない方は、頭の中がパニックになるということも少なくありません。

生前整理は事前に手順ややり方の基本を把握しておけば、時間がかかっても完結させることができます。しかし、現代は仕事などの関係で「生前整理を行う時間がない」という方も多いです。

また加齢や病気などの関係で、重たい物を整理できないという方もいます。もちろん生前整理は大切な資産や財産の整理も行ないますので、体力だけではなく、精神的にも疲れる作業です。

このような作業をすべて1人で行なうのは、現実的には非常に難しいことなのです。中には「業者に依頼するとお金がかかるから1人でやる」という方もいますが、生前整理の知識を持たない方が自己流で作業を進めるとケガや重要書類の紛失といったリスクも高まります。

生前整理を適当に行ってしまうと、自分の死後、家族にも迷惑がかかる可能性もあります。このような理由から生前整理は非常に丁寧な作業が求められるため、時間だけではなく、体力や精神的にも疲弊してしまうケースがほとんどです。

生前整理の片付けや清掃を代行業者に依頼すべき6つの理由

生前整理の片付けや清掃を代行業者に依頼すべき6つの理由

前述のように生前整理は1人で実施すると膨大な手間や時間がかかる可能性が高いです。このような状況を改善できるのが生前整理を代行してくれる業者の存在です。ここでは生前整理の片付けや清掃を代行業者に依頼したほうがよい理由を6つご紹介します。

  1. 生前整理にかかる時間を大幅に短縮できる
  2. 面倒なゴミや不用品の分別をまかせることができる
  3. 本人や家族の体力的負担、精神的負担が軽減される
  4. 生前整理の正しいやり方を学ぶことができる
  5. 家の中が見違えるようにキレイになる
  6. 遺品整理よりも料金が安くなる可能性が高い

1. 生前整理にかかる時間を大幅に短縮できる

生前整理を代行業者に依頼することで得られる大きなメリットは「生前整理にかかる時間を大幅に短縮できる」ということです。物件の間取りやゴミ、不用品の数にもよりますが、生前整理の代行業者は基本的に2名~6名体制で作業を行うことが多いです。

1人よりも2人、3人で作業を進めたほうが、完了するまでの時間も短くできますので、結果的に生前整理にかかる時間も大幅に短縮することができます。

また良心的な代行業者、実績がある代行業者の場合はスタッフ1人、1人の質も高いです。個々のスタッフの質が高いというのは「正確に素早い作業ができる」ということでもありますので、その分生前整理も早く終わらせることができます。

特に一人暮らしの方、高齢者や女性の方などは大型の家具類などを片付けするのはきわめて困難であり、ケガなどを負ってしまうリスクも高まります。

生前整理は十分な安全性を確保した状態で行うのが望ましいです。実績のある業者や評価が高い業者は、安全性にも配慮して片付けや清掃を行っているため、依頼主も安心して作業をまかせることができます。

2. 面倒なゴミや不用品の分別をまかせることができる

片付けや清掃は思った以上に時間がかかるという声も多いです。その理由のひとつに「分別」があります。ゴミや不用品には以下のような品目、種類があります。

  • 可燃ゴミ(燃えるゴミ)
  • 容器や包装などのプラスチック
  • 木くずや剪定枝
  • 新聞紙や雑誌などの紙類
  • ビン、アルミ缶、鉄類、ペットボトルなどの資源・不燃ゴミ

ご覧のように一口にゴミといっても、その品目や種類はさまざまです。自治体や行政でゴミ、不用品を収集するには、この分別がきっちりなされている必要があります。仮に可燃ゴミの収集日に不燃ゴミを捨ててもゴミ収集車が回収してくれることはありません。

このように自治体や行政の回収サービスには厳しい基準やルールが設けられています。日常生活の中で出るゴミや不用品であれば、量も少ないですから、1人でも分別は可能です。しかし、家の隅々まで手をつける生前整理の場合は、出てくるゴミや不用品も大量です。

大量のゴミや不用品をひとつずつ分別していると、膨大な時間がかかります。その結果、生前整理の作業が滞ってしまう方も少なくありません。このようなデメリットを解消するのが代行業者の役目でもあります。

代行業者の質の高いスタッフはゴミや不用品の取扱いには慣れていますので、分別の作業スピードも早いです。また人数も多いため、面倒なゴミや不用品の分別も時間をかけずに早く終わらせることが可能です。

3. 本人や家族の体力的負担、精神的負担が軽減される

生前整理の片付けや清掃はやることが多く、体力的にも精神的にも大きな負担がかかります。これは本人だけではなく、生前整理を手伝う周囲の家族にも同じことがいえます。

この体力的負担や精神的負担を軽減したい方などには、代行業者がおすすめできます。片付けや清掃に慣れた業者に依頼することで、本人や家族の作業量を大幅に減らすことができます。

作業量が大幅に減ると、体力的にも精神的にも楽になりますから、結果的に余力を残した状態で生前整理を終わらせることができます。

特に生前整理は50代、60代、70代など体力や気力に衰えが見られる年代からスタートする方が多いため、ムリは禁物です。「すべての作業を自分たちだけで終わらせるのは難しいかな…」と感じたら、良心的な代行業者に相談することも検討しておきましょう。

4. 生前整理の正しいやり方を学ぶことができる

生前整理で行う片付けは単に物を整理するだけではなく、遺言書やエンディングノートの作成も行う必要があります。生前整理はこのような特有の作業が発生するため、多くの方は「やり方がわからない」「書き方がわからない」といった悩みを抱えがちです。

この悩みを解消できるのが生前整理をサポートする業者です。生前整理業者のスタッフの中には、生前整理に関連する資格を所有している方が多くいます。具体的には生前整理アドバイザー、生前整理認定作業士、生前整理診断士などの資格です。

このような資格を持ったスタッフは生前整理に関する基礎知識はもちろんのこと、遺言書作成やスクラップブッキングといった専門的知識を備えています。そのため、生前整理で初めて行う作業の悩みも丁寧な対応で解決してくれます。

特に遺言書作成などは決まった形式で作成しないと、法的効力を持たないため、自分の死後、家族が相続トラブルを起こす可能性もあります。

正しい知識を持ったスタッフが在籍する代行業者に生前整理を依頼することで、自分の将来も家族の未来も心配する必要がなくなります。

5. 家の中が見違えるようにキレイになる

生前整理の代行業者は一般の方では対応できない箇所の清掃も行なっています。また、人の手ではキレイにすることが難しい箇所も、専用機材を使ってしっかりと汚れを落としていきます。

このような理由から生前整理の片付けや清掃を代行業者に依頼することで、家の中が見違えるようにキレイになる可能性が高いです。

また、代行業者の中には片付けや清掃作業だけではなく、フローリングの張り替えや壁紙、クロスの張り替えなどのリフォームサービスを提供している業者もあります。

生前整理は一般的に定年後など、人生の節目で始める方が多いです。資金面で余裕がある方はこれらのサービスも利用することで、充実したセカンドライフを送れる可能性も高くなります。

6. 遺品整理よりも料金が安くなる可能性が高い

一概にはいえませんが、生前整理を業者に依頼するのと、遺品整理を業者に依頼するのでは、生前整理のほうが安く収まる可能性が高いです。生前整理は本人が存命中のときに行うものですから、ある程度の生活用品を残しておく必要があります。

一方の遺品整理は死後、誰もその家を引き継がないとなった場合、すべての所有物を整理する必要があります。つまり遺品整理のほうが整理をする物量も多いため、場合によっては料金が高くなる可能性があるのです。

もちろんこれはあくまでも一般論であり、生前整理を機に新しい住居へ引っ越すケースや介護施設へ入所するなどの場合は、料金も高くなりやすいでしょう。

ただし、通常の生前整理の場合は遺品整理よりも料金が高くなるということは少ないため、少しでも費用を抑えたいという方は生前整理の代行業者を有効活用するのがおすすめです。

生前整理を代行業者に依頼するときのポイント

生前整理を代行業者に依頼するときのポイント

生前整理を代行業者に依頼するときは、信頼できる業者をしっかりと見つけることが大切です。ここでは生前整理業者を選ぶときのポイントを2つご紹介します。

生前整理関連の資格を保有している

正しい生前整理を行う業者に依頼したい場合は、生前整理関連の資格を取得しているか否かを確認してみましょう。生前整理関連の資格には以下のようなものがあります。

  • 生前整理アドバイザー(2級、準1級、1級、2級認定指導員、準1級指導員)
  • 生前整理認定作業士
  • 生前整理診断士
  • 生前整理アシスタント
  • 生前整理コンサルタント
  • 生前整理コンサルタントマスター

これらの資格を保有しているスタッフが多い業者は、生前整理の正しいやり方や技術を習得しているため、スムーズな生前整理を行える可能性が高いです。

また、生前整理アシスタントなどの資格は、基本的な生前整理以外にも資産情報の整理に関する知識も身についていますので、相続関連のアドバイスも受けることができるでしょう。

生前整理の知識や技術が未熟な業者は誤って重要書類や大切な品物を紛失してしまう恐れがあります。生前整理を成功させるためにも、生前整理に関する知識や技術が備わった業者に依頼するようにしましょう。

見積りと料金が明瞭

生前整理を代行業者に依頼すると「契約前にいわれた料金と違う」「見積り以上の料金を請求された」というトラブルが発生する可能性があります。

実際に生前整理の代行業者によるトラブルは多発しており、中には「当初の4倍以上の金額を請求された」という方もいます。このようなトラブルが発生してしまう理由は、料金体系が不透明だからです。

生前整理業者は基本メニュー以外にもオプションメニューを用意しているのが一般的です。このオプションメニューの利用には、追加料金が発生することがほとんどですが、中には「別途料金が発生することを知らされていなかった」というケースもあるようです。

また「作業一式」とだけ記載された見積書を渡されて、相場よりもはるかに高額な料金を請求されるという可能性もあります。このような弊害は事前に自身が納得できるまで確認するといった方法をとれば、ある程度は防ぐことができます。

もちろん良心的な代行業者は見積書にも内訳が細かく記載されているなど、消費者を安心させる環境をしっかりと整えています。依頼後に「別の業者にすればよかった…」ということがないように、料金関連についての疑問や不安点は契約前に解消しておきましょう。

生前整理の片付けや清掃を業者に依頼するときは相見積りが基本

生前整理の片付けや清掃は良心的な業者に依頼することができれば、大幅な時間短縮につなげることができます。しかし、生前整理の代行業者すべてが良心的であるわけではありません。

中には無知な顧客に目をつけて高額な料金を請求する悪徳業者のような存在もあります。このような業者に依頼してしまうのを防ぐには、相見積りが重要となります。複数の業者に見積りを依頼することで、大体の相場観やサービス内容を把握することができます。

仮に1社だけ極端に高かったり、安かったりした場合は注意が必要です。代行業者の中には顧客獲得を目的として、極端に安い金額で依頼を受けている業者もあります。

このような業者の場合はサービスの質が悪かったり、不用品の不法投棄をしている可能性もあります。万が一、相場より大きくかけ離れている業者がいた場合は「なぜこの料金なのか?」といった質問をしてみましょう。

ここで答えになっていない返事が返ってきたり、納得できない内容であれば依頼は控えたほうがよいです。生前整理は今後の人生や自身の死後、家族の負担を減らすという大切な目的があります。自分が納得できるまで見積りや相談を繰り返すようにしましょう。

生前整理を代行業者に依頼すると体力的にも精神的にも楽

生前整理を代行業者に依頼すると「お金が発生するからもったいない」という方も多いです。たしかに生前整理を自力で行なうことができれば、費用は発生しません。しかし、生前整理はやることが多いため、予想以上に体力的負担や精神的負担が大きいです。

また遺言書やエンディングノートの作成など、専門家の力を借りなければ難しい作業もあります。現在、生前整理を検討してはいるものの、やり方がわからずに悩んでいる方は、良心的な業者に相談してみましょう。

顧客のことを第一に考えた業者は相談や見積りだけであれば、無料で対応してくれるところも多いです。充実したセカンドライフを送るためにも、正しい生前整理業者の選び方をしっかりと学んでおくことをおすすめします。